
ロストバゲージ 体験記 どう対処する?Vol.2
翌日の朝9時過ぎ、スーツケースはロンドン・ヒースロー空港に到着したというメールが入る。テクノロジーの進化を実感した瞬間だった。私が留学していた20年前とはすべてが変わっている、頼もしい気持ちになった。
次に、ロストバゲージが保証される保険について調べた。私がその時に所有していたクレジットカードは10枚ほどあったが、その中で付帯していたのは、たったの3種類。(帰国後すぐ発行したアメックス・プラチナの付帯内容が充実していたので併記)
dCardゴールド(損保ジャパン)3万円定額 おすすめ
被保険者が搭乗する航空便が予定していた目的地に到着してから6時間以内に、被保険者が携行する身の回り品で、かつ、航空便の搭乗時に当該航空会社が運搬を受託した手荷物が予定していた目的地に運搬されなかった場合。
SPGカード(東京海上)
6時間で2万円限度
被保険者が搭乗する航空便が予定していた目的地に到着してから6時間以内に、被保険者が携行する身の回り品で、かつ、航空便の搭乗時に当該航空会社が運搬を受託した手荷物が予定していた目的地に運搬されなかったために、被保険者が予定していた目的地におおいて費用を負担することによって損害を被ったとき。
48時間で4万円限度
被保険者が搭乗する航空便が予定していた目的地に到着してから48時間以内に、受託手荷物が予定した目的地に運搬されなかった場合に、当該受託手荷物は紛失したものと見なし、被保険者が予定した目的地において費用を負担することによって損害を被ったとき。
航空便が予定していた目的地に到着してから96時間以内に被保険者が予定していた目的地において負担した①、②の費用。ただし、96時間以内に荷物が届いた場合は、荷物が届くまでに負担した費用
①衣類購入費用
②生活必需品購入費用
1回の受託手荷物の紛失について40,000円まで
※受託手荷物遅延費用と受託手荷物紛失費用においてそれぞれに条件を満たした場合、お支払いする費用は両者の合算を限度額とします。(6時間以 上−20,000円結果的に 48時間以上−40,000円 合計60,000円)
MUFGプラチナ(損保ジャパン)
寄託手荷物遅延費用保険金
(衣料購入費等) 1万円限度
寄託手荷物紛失費用保険金
(衣料購入費等) 2万円限度
アメリカン・エキスプレス・プラチナカード(旅行後加入)超おすすめ
被保険者が搭乗する航空便が予定していた目的地に到着してから48時間以内に、受託手荷物が予定した目的地に運搬されなかった場 合に、当該受託手荷物は紛失したものと見なし、被保険 者が予定した目的地において費用を負担することによって損害を被ったとき。
航空便が予定していた目的地に到着してから96時間以内に被保険者が予定していた目的 地において負担した①、②の費用。ただし、96時間以内に荷物が届いた場合は、
荷物が届くまでに負担した費用
①衣類購入費用
②生活必需品購入費用
1回の受託手荷物の紛失について60,000円まで
※受託手荷物遅延費用と受託手荷物紛失費用において
それぞれに条件を満たした場 合、お支払いする費 用は
両者の合算を限度額とします。
(6時間以上−30,000円 結果的に48時間以上−60,000円 合計90,000円)
すぐに、それぞれのカード会社へ電話をし、説明を受けた。この朝の時点では、間もなく荷物は到着すると信じていたので、受託手荷物遅延の保険のみが適用になると考えていた。そのため、dカードゴールド3万円、SPGアメックス2万円、MUFGプラチナ1万円の合計6万円。(結局、荷物を受け取れず12万円)
夕方には、取材のため、ロンドンでディナーの予約を入れている。知人が投資している人気急上昇中のレストランだ。しかし、ドレスは、スーツケースの中。12時になっても届かない。仕方なく、ルートンの中心街へ必需品を買いに出かけた。下着類、パジャマ、化粧品、必要最低限だけを購入すると言っても、意外と金額が重なっていく。ただ、ルートンの中心街には、H&Mや小さなDebenhamくらいしか洋服を買う場所がない。しかも、セール中で、好みの洋服は、見つからない。

不安にさいなまれながら過ごしたルートンはいい街だった。スポーツ用品店の若い男性たちは、「東京から来たの?一度行ってみたいんだ。最高にクールだね!」と言って、友好的だったし、ランチをしたパブの店員も気遣いが優しかった。店内はフットボールの試合の歓声で活気もあり、少し気も紛れる。
その後、何度か荷物の管理会社に電話をかけてみるも、オペレーターが出るまでに10分以上かかり、お待ちくださいの一言だった。ホテルのスタッフにも依頼し、彼らから強く言ってもらうも、全く荷物は届かない。早めにロンドンへ赴いて、一式そろえるべきだった。ハイヒールもなければ、コートもない。私たちは、仕方なく、飛行機搭乗時の洋服のまま、ロンドンのレストランへ向かった。
コヴェントガーデンにあるその人気のレストランは、お値段は高級レストランクラスだが、カジュアルなファッションで食事を楽しめるコージィーな雰囲気。事情を話し、入店したが、デニムにジャケットのワイルドな紳士もいたりして、全く引け目を感じることなく過ごせたのはよかった。

食事中、何度も確認するものの、一向に到着したステイタスメールは届かない。そして、明日早朝にシチリアへ旅経つという状況下、心配で食事ものどを通らなくなってくる。10時半頃、店を出て、早めにキングスクロスへ向かう。キングスクロスからルートンへ向かう電車の中で、メールを受信する。
「申し訳ございませんが、配達の日時が変更となりました。今日のお届けはキャンセルされました。」
愕然としていると、電車はルートンへ止まらず、先の駅まで来てしまった。慣れたロンドンであれば、こんなに落ち込むことはなかった。けれど、慣れない場所を訪れ、暗い気持ちの中、小雨降る暗い夜空の下で、電車を乗り過ごしてしまい、今度は本当に涙が出てきた。旅慣れている上、言語も通じる場所なのに、だ。冷静になり、間もなく降りようと準備しているマダムに声をかけて、行き方を訪ねた。すると、非常に優しく丁寧に行き方を教えてくれた。時々、問題が起きて、厳しさを知り、優しさに救われるというのが旅だということを思い出した瞬間だった。
■■■ロストバゲージ対処2■■■
まずは、クレジットカードや単独で加入している海外旅行保険の内容を確認する。その上で、海外デスクに連絡。必要なものは、時間内にすぐに購入する。水や食べ物などは、保障されないため、旅行を遂行する上で必要なものを購入する。スーツケースは、家族で共有しているので、親が子供の服を買ったり、夫のカードで妻の化粧品を買うなど、家族内でのお互いの買い物は、保障の対象だそう。(保険会社にご確認ください)
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