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ロストバゲージ 体験記 どう対処する?Vol.1

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特典航空券のビジネスクラスを予約する場合、日本発直行便の予約は激戦になるため、乗り継ぎでヨーロッパ便を予約するのも一つの手。ただし、乗り継ぎが増えると、預けたスーツケースが経由地に取り残されるリスクが増える。それは、プライオリティタグが付けられていても同じように感じる。

ここでは、実際にロストバゲージに遭遇した時の状況と保険申請の流れを紹介。

ANAのマイレージを使いシチリア島を往復

■■■往路■■■

羽田→北京(泊)→ストックホルム→ロンドン(ヒースロー) 

スカンジナビア・エアライン  

羽田から北京の往復は、ビジネスクラスを別途購入したため、一旦空港を出る必要があった。ロストバゲージは、行きの便で発生。今回は、夫と二人の旅行。

始まりは、エアー・チャイナのストックホルムへの到着が、1時間以上遅れたこと。それでも、フライトまで2時間余裕があった。しかし、ストックホルムに到着すると、パイロットがストに突入し、飛行機はキャンセルになると言われる。それでも結局、予約していたフライトは時刻通り飛ぶことになった。

夜9時半頃、ロンドン・ヒースロー空港に到着すると、スーツケースが届いていない。そのため、空港の荷物紛失の窓口「Lost Baggage」に相談した。すると、スーツケースは、ストックホルムに置き去りのままだという。係員は、翌日午前9時のフライトで、ロンドン・ヒースロー空港に荷物は届くと言い、宿泊先のルートンまで「遅くとも午前中」までには届くように手配をしてくれた。そして、荷物の追跡ができるよう、メールアドレスを登録し、荷物を紛失した証明書を発行してもらい、ホテルへ向かった。

■■■対処1■■■

スーツケースを預けた際の伝票と航空券を持って、BaggageLostカウンターへ。そこで、スーツケースがどこにあるのか確認し、滞在先のホテルを知らせる。ホテルへの配達は遅れる場合があるので、一番確実な方法は、空港に到着したら、保管してもらい、空港まで取りに戻ること。


ロンドンで暮らした経験はあるが、ルートンへ行くのは初めてだった。4月末のロンドンは雨が降り、ニット一枚では凍えるほど寒い。コートは、スーツケースに入れており、空港は夜中で全ての店は閉まっている。寒さに震えながら、ルートン行きのナショナル・エキスプレスのバスを待った。

バスの時間は、定刻ではないため、常にアナウンスに耳を傾ける。

バスがルートン空港に到着すると、すぐに空港内のショップへ。深夜12時を過ぎており、書籍と雑貨を扱うWHSmithだけが開いていた。そこで最低限の化粧品、折りたたみ傘などを買う。空港を出ると、タクシーは1台も待機しておらず、ミニキャブ会社に電話をして迎えにきてもらった。(もちろんUBERもいない)外は、珍しく土砂降りで、真冬の寒さ。初めての場所で、どこにタクシーが迎えに来ているのかわからず、涙が出そうになった。

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