
高千穂 Day2 高千穂峡から高千穂三橋へ
ホテルの案内では高千穂峡まで約1キロ、徒歩15分ほど案内されている。車を置いて気軽に出かけたものの、車通りの多い道(県道203号)から出かけてしまい少し危険を感じながら坂を下って行く。

高千穂峡へ向かう道中、山の斜面に溢れる湧水と巨大な崖が現れる。これは「玉垂の滝」。ここに来ると、一気に涼しい風を感じる。そして、さらに坂を下っていくと、透明度の高い美しい小さな池があり、鯉が優雅に泳いでいた。

今朝は遊覧貸しボートの予約をしていたが、河川の増水により、キャンセルになってしまった。ダムが近くにある放流の関係で、当日の天候に関わらず、水位が高くなってしまうとボートはすぐに欠航になってしまう。滞在中は、3日ともボートの運行はキャンセルとなってしまった。

高千穂峡まで来ると、テレビCMなどで、一度は目にしたことのある有名な真名井の滝が見える。翡翠のような川の色と吹き出す滝のコントラストは煌めく神秘さを放っていた。
高千穂峡は、阿蘇火山から噴出した火砕流が、五ヶ瀬川に沿って帯状に流れ出し、 急激に冷却されたために柱状節理の懸崖となった峡谷※1。一番の見所は、「真名井の滝」。特に「バリアフリー滝見台」は、滝を背景にした絶景を撮影することができる。橋で撮影をしてからも、三橋の撮影スポットまでは、見所満載だ。

17メートルの高さを見上げる貸しボートが人気。夜はライトアップも。
高千穂峡から、高千穂三橋までの遊歩道は見どころがいくつかある。そのひとつ「鬼八の力石(きはちのちからいし)」は、高千穂神社の祭神「三毛入野命(みけぬのみこと)が、この一帯で愚行を働いた鬼八を退治したと伝える「高千穂伝説」で、鬼八が力自慢に投げたとされる石。また、「仙人の屏風岩」は、一番高いところが約70mと壮大で、屏風のような岸壁がずっと続いているのを見ることができる。



高千穂峡の人気撮影スポット一つ「高千穂三橋」では、古い石橋と現代の橋が一か所から眺めることができる。峡谷の一か所に三本のアーチ橋を見ることができるのは全国でもここだけだだそう。※2


三橋の撮影スポットから、高千穂神社までの帰る道は、引き返すか、国民宿舎方面に出る、または、そのまま山林を通って高千穂神社の拝殿裏まで出るコースがある。そこで、九州自然歩道高千穂コースの看板に従って、1.5km25分の高千穂神社までの山林コースを歩くことにした。三橋スポットまでは、平坦な道で、壮大な大自然の景色を楽しみながらのあっという間のひとときだった。ただ、高千穂神社まで300mの看板が出てからの道が険しかった。石段を上っても、上っても、細い長い上り道が続く。辺りも薄暗くなり始め、少し不安になってくる。途中、種田山頭火の句碑がたてられ、「分け入っても 分け入っても 青い山」の句が掲げられているのを読み、心から同感だった。山頭火は、熊本から高千穂へ旅する中で、この句を書いたそう。涼しい気温にも関わらず、汗だくになってきた。15分くらいかかっただろうか。気持ち的には、30分くらい歩いたような気がするけれど、なんとか山林を抜けると高千穂神社の拝殿の裏手から神社へ入ることができた。毎日ジム通いをしている大人二人で歩いたけれど、二人とも息が上がってしまうほどの道のりだった。

高千穂神社へ到着するとほっとして、全身脱力してしまった。本来は、高千穂神社から、高千穂三橋まで遊歩道で下って、高千穂峡へ出るのが効率的なルートだろう。(高千穂遊歩道入り口は、高千穂神社の拝殿向かって、右手奥へ入っていった場所)
高千穂三橋 高千穂遊歩道入り口は、高千穂神社の拝殿向かって、右手奥へ入っていった場所。GoogleMapには、ルートはないが、一本道で行ける。
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